NCsoftとArenaNetは,新作MMORPG「」に関して,“Beta Weekend Event”(BWE)を不定期で開催している。BWEとは,主に製品版の事前購入者を対象としたβテストで,これまでは5月上旬と6月上旬の週末に,2度ほど行なわれている。 公式フォーラムやSNSなどを見る限り,BWE参加者の満足度はすこぶる高く,2回目のBWEの時点では,ラスティハーツ RMT,なんと96基ものサーバーが稼動し,大きな盛り上がりを見せた。現在も開発中のタイトルであるため,ゲームシステムは目まぐるしく変わっているが,本稿ではこれまでのテストプレイから判明した,次の世代を担うMMORPGの実力を探っていきたい。 欧米を中心に高い評価を得た「Guild Wars」の続編 あらためて紹介すると,「Guild Wars 2」は,かつてBlizzard Entertainmentの開発チームリーダーを務めたMike O'Brien氏らが設立したデベロッパ,ArenaNetが手がけるMMORPGである。2005年4月に登場した前作「」は,全世界で累計約600万本を販売しており,今作も,欧米のオンラインゲームファンを中心に,高い注目を集めている。 前作Guild Warsの素晴らしさを端的に述べると,MMORPGプレイヤーが煩わしさを感じる部分(長時間のレベリングや苦労の多いパーティ編成など)が大胆にカットされているにもかかわらず,面白さがスポイルされていないという取捨選択のうまさに集約されている。また,すべてのゲームプレイが最終的にPvPに行き着き,誰でもスポーツライクに対人戦を楽しめるというのも,当時大きな反響を呼んだ。Guild Warsに関しては,でも積極的に記事化していたので,もし興味を持った読者はなどをご覧いただきたい。 続編となるGuild Wars 2に関してArenaNetは,スケジュールよりもクオリティを優先して開発を進めている。に初めてそのタイトルが載ったのは2007年7月(),一般向けに初めて公開されたのは2010年8月である()。長い間ファンをやきもきさせてきたわけだが,2012年5月からは,ようやく不定期でのBWEが開催されることになった。ちなみに,北米での発売予定日は2012年8月28日となっているが,日本でのサービスについては未定である,聖剣 RMT。 種族選択画面。左からCharr,Human,Norn,Asura,Sylvariで,現在のBWEでは左の3種族と,その関連エリアが公開されている
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