2013年1月20日日曜日

インディーズゲームの小部屋:Room#220「ヒロインカーニバル」_1

 デュアルディスプレイ環境で,片画面にゲームを立ち上げっぱなしにしつつ,もう片方で原稿を書いたりメールチェックをしたりしているせいなのか,割とちょくちょくPCがクラッシュしてしまう筆者がお届けする「」の第220回は,未完童話の「ヒロインカーニバル」を紹介する。本作は,とあるメーカーが開発中のオンラインゲームの世界に召喚されてしまった主人公が,元の世界に帰る方法を探しながら,さまざまな女の子達と冒険を繰り広げるというRPG。ぐはっ,書きかけの原稿が……!(吐血)  さて,右も左も分からないゲームの世界に召喚されてしまった主人公だが,元はただのゲーマーなので,剣を取って魔物と戦う術などあるわけもない。しかし,この世界にやって来た際に使えるようになった“言霊”と呼ばれる不思議な力を手にしたことで,冒険者パーティのリーダー役として活躍することに。自分を“勇者”としてゲーム世界に召喚したエスフェル王女からの依頼をこなしつつ,元の世界に戻るための方法を探して未知の世界を探索していくのだ。  ゲームは王宮のある街を中心に,大陸各地の迷宮を冒険する形で進めていく。ゲーム開始直後に行ける場所は“パレイダ草原”のみだが,探索度が一定の割合を超えると王女からの新たな依頼が発生し,さらにその先のエリアへ進めるようになる。とはいえ,主人公自身には戦う力がないので,まずはギルドで冒険を共にする仲間を集めなければならない。本作の特徴の一つが,このギルドに集まる冒険者達が揃って美少女だらけだということだ。なるほど,これがヒロインカーニバルというやつか……。  本作は,一度冒険に出て街へ戻ると1か月が経過する仕組みになっており,ギルドには毎月8人の冒険者が登録される。この中から,パーティでの役割や雇用に必要な賃金などを考慮しながら,好みのメンバーを集めていくわけだ。冒険者達の職業は,剣士,ナース,ハンター,魔法使いなど,初期から雇えるものから,ゲームを進めて特定の条件を満たさなければ登場しないものまで約30種類あり,そのどれもが美少女なので,正直,ドラゴンクエスト10 RMT,元の世界に帰るのはやめて,ここで暮らしてもいいんじゃないかという気になってくる。  これらのキャラクターは,同じ職業でもそれぞれ取得しているスキルなどが異なっているため,メンバー選びの際にはじっくりと吟味したいところ。また,こうした一般募集によるキャラクターのほかに,ストーリーの鍵を握る3人のメインヒロインも登場し,戦闘ではこの中から6人を選んでモンスターに立ち向かうことになる。戦闘はおなじみのコマンド選択式のもので,操作に戸惑うことはないだろう。また戦闘時には,主人公の言霊によって,ヒロイン達にさまざまなプラス効果を与えられるのも本作の特徴だ。言い換えれば,女の子のうしろに隠れて自分は口だけ出している状態だが,深く突っ込んではいけない,DarkBlood RMT。  ゲーム難度は全体的にやさしめで,攻略につまずくことは(ほぼ)ないだろうが,一つ厄介なのは,戦闘時の命中率の低さ。体感的に,画面に表示されている命中率より,実際の命中率ははるかに低くなっているので,スキルや言霊は命中率をアップさせる効果を持つものを中心に選んだほうがストレスなく遊べそうだ。本作にはこのほかにも,工房で新たな装備品を作成したり,メンバーを派遣して街の施設の建設やダンジョン探索を行ったりといった,さまざまな要素があり,じっくり楽しめる一本に仕上がっている。何より,どの女の子も非常に魅力的なのが大きなポイントだ。  そんな本作の製品版は,通常版が1667円,サントラCDなどが付属した限定版が2445円(共に税込)にて発売中。残念ながら体験版は用意されていないが,剣と魔法のファンタジー世界で可愛いヒロイン達とキャッキャウフフな冒険をしたい人は,ぜひどうぞ。 ■未完童話公式サイト
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