。 例えば日本だけでも,渋谷,横浜の街中や,榛名山の峠道をモチーフとするコースのほか,羽田空港内(!)に設定されたコース,ディアブロ3 RMT,そして富士スピードウェイなどが用意されている。 GRID NDSでは基本的に,シミュレーション性には重点が置かれておらず,幅広い層の人が気軽に楽しめる作品に仕上がっている。ゲームの味付けとしてダメージ表現は盛り込まれているものの,シミュレートしているというほどのレベルではない。あまり難しく考える必要はないが,だからといってあまり派手にクラッシュし続けていると,そのうちマシンがいうことをきかなくなってくるので,注意すべし。 ちなみに,独走状態だったにもかかわらず,最後の最後にマシンがまともに動かなくなり,見事最下位に沈んだことはここだけのヒミツにしてほしい。距離が長めのレースの場合,ある程度の時間をロスするとはいえ,ピットインして修理することも考えよう。 さて,あのGRIDのNDS版ということで,やはり気になるのはグラフィックスのクオリティではないだろうか。写実的な描写をウリとするPC版のグラフィックス()と比べるのはさすがに酷というものだが,NDS用レースゲームとしては十分評価に値する出来だと思う。 当連載の,でそれぞれ紹介したと比較して,コース上のオブジェクトや背景がより細かく作り込まれている印象で,上で述べたように,コースごとにかなり異なる雰囲気が味わえる。またリプレイ機能が用意されており,自分の走りを眺めて楽しめるのも嬉しいところだ。 GRID NDSの見どころはココ! 本作のウリの一つは,オリジナルのコースを作成できる「TRACK DESIGNER」が用意されていること。 TRACK DESIGNERでは,用意されたパーツを並べていくだけでコースを編集できる。なかなか洗練されたユーザーインタフェースが採用されており,15分ほどいじっているうちに私にもちょっとしたコースが作れた。もちろん,cabal rmt,コンピュータや人間相手にオリジナルコースで対戦可能だ。 背景となる空の画像や,コース全体を照らすライトの色を選んだり,ペイントソフトのような感覚で看板をデザインしたりできるので,その気になれば,かなり凝ったコースを作れるだろう。 実は,RACE DRIVERモードのイベントには,クライアントのリクエストに応えるべく,コースをデザインする「BLUEPRINT」というものが用意されている。走りのテクニックだけでなく,コースのデザインセンスにも磨きをかけ,RACE
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