「Call of Duty Elite」は,Call of Dutyシリーズをより便利に楽しくするために,Activisionが2011年内に開始する新サービスだ,FF14 RMT。月額課金というニュースも流れたが,E3で行われた説明によると,基本料金は無料になる模様だ。ただし,すべてのサービスにアクセスするためには,プレミア会員になる必要があるという。 2011年最大の話題作と呼んで間違いないのが,Activisionが11月8日にリリースする予定の「Call of Duty Modern Warfare 3」( / / )。世界中からメディアが集まるE3だけに,さぞ大々的なアピールが行われているはず……と思っていたのだが,Activisionの巨大ブースでは,すでに公開済みのムービーが,ほかのタイトルのものに混じって流されているだけで,我々メディアとしては,やや肩すかしを食った感じだ。もっとも,ドラクエ10 RMT,実を言うと例年こんな調子で,プレイアブル展示などが行われた記憶はあまりない。 意外なことに,ドイツのGamescomのほうが,Blizzard Entertainmentの「」や「StarCraft II」,そしてActivisionの「Call of Duty Black Ops」のマルチプレイがプレイ可能な状態で出展されていたりする。メディア向けイベントとファン向けイベントを比べて後者に比重を置いているのかもしれないが,よく分からない。 そんなActivisionブースで行われているのが,「Call of Duty Elite」の説明だ。長蛇の列ができていたが,並んでいる人に聞いてみたところ,「なんの列だかよく分からないが,Call of Dutyだから」という答えもちらほら。王者の風格ですな。何を隠そう,筆者もよく分からないままに並んで,説明を聞いてきたのである。 には「月額課金」とあるが,元になったWall Street Journalの記事とは異なり,Call of Duty Eliteは基本料金無料で,Call of Dutyのマルチプレイをより楽しいものにしてくれるサービスだ。対応しているのは,Call of Dutyの名を冠する全タイトルのようだが,例えば「Call of Duty 2」など,古めの作品でも使えるのかどうかは分からない。 説明ではもっぱら「Call of Duty Black Ops」( / / )が例として取り上げられていた。また,基本料金は無料だが,DLCが格安,もしくは無料で手に入るプレミア会員も用意されるという。すべてのサービスにアクセスするためにはプレミア会員になっている必要があるという。 Call of Duty Eliteの機能は大きく4つある。自分の過去の履歴を閲覧でき,戦歴の細かい分析などをしてくれる「Career」,グループやフレンド,クランなどを管理できるCall of Dutyのソーシャルネットワークサービス「Connect」,Activisionが開催するイベントに参加できる「Compete」では,スクリーンショット/ムービーコンテストなども行われるという。そして,ゲームに関するさまざまなデータやTipsなどにアクセスできる「Improve」となっている。さらに,モバイルやFacebookとの連動なども実現されており,いつでもどこでもCall of Duty Eliteにアクセスできるとのこと。 詳細は未定というか,この場で発表できないことも多いようだったが,2011年の夏にはβテストを開始する予定とのことだった。上記のニュースで掲載したものだが,E3での説明にも使われたムービー,「The Legend of Karl」を再掲載しておこう。これは,伝説のカールと呼ばれるコアなプレイヤーが,Call of Duty Eliteの説明を行うというものだが,全体にユーモラスというか,おバカな感じにまとまっており,説明会でも爆笑の連続。 面白すぎて結局何の説明だったのかよく覚えていないという弊害はあるものの,興味のある人は見てみよう。
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