2013年4月5日金曜日

極私的コンシューマゲームセレクション:第17回「戦国BASARA2」_5

。  登場人物が多いため,各武将の説明は割愛するが,暴走族のメンバーのような兵を率いる,英語に堪能な一刀流/六爪流の使い手「伊達政宗」(もはや独眼竜という特徴さえかすんで見える)や,FF14 RMT,両手に鎌を持ち,快楽のために戦場を駆ける「明智光秀」(蘭丸などからは変態扱いされている),どう見てもロボットにしか見えない「本多忠勝」(理由は各自で考えてほしいが,ファンからはホン●ムと呼ばれている),二丁拳悚巍笣鈯梗激摔瑜盲皮瞎砷gから取り出したガトリング砲で攻撃する)などなど,それはもう婆娑羅というかスタイリッシュというか,文末に「(笑)」と書きたくなるような武将ばかりである。もちろんいい意味で(笑)。  ともあれ,そんな武将達が,極端な性格/思想に基づいて敵と戦うのだから,そのストーリー展開の奇想天外っぷりもかなりのものだ。真面目な戦国武将ファンの中には受け入れられないこともあるかもしれないが,ゲームの難度やキャラクターデザイン/声優陣の秀逸さも相まって,ゲームとしての娯楽性はすこぶる高いといえるだろう。  戦国時代を学ぶための入門用としては無理があるかもしれないが,今後より活発になっていきそうな「一騎当千アクション」の入門編としては,声を大にしてオススメできるタイトルだ。とにかく気持ちよく,楽しく,気軽に遊べるタイトルなので,興味のある人は併せてもチェックしてほしい。 本作には,ゲームの随所にデモ/ムービーシーンが挿入されている。意外性のある登場シーンや,逆に過剰なほどベタな演出など,見どころが多い。「史実に忠実であること」には期待せず,それらを純粋に楽しむ姿勢でプレイするのが正しいのではないだろうか 史実に登場する特定の人物ではないオリジナルキャラクターにも,ユニークなものが揃っている。「ザビー」や「いつき」などのストーリーモードは,ぜひ一度はプレイしてもらいたい 完結せず,どんどん広がっていく楽しみキャラクターを軸にすえたさまざまな展開にも期待  ここまでアレコレ書いてきたが,実は筆者,ドラゴンクエスト10 RMT,戦国BASARA2をメチャクチャやりこんでいるわけではない。ストーリーモードは一通りクリアし,すべてのプレイヤー武将を登場させてはいるのだが,まだ大武闘会モードで100人抜きを達成できるほどの武将が育っていないし,未入手の武器/防具もかなり残っている。なんとか11月29日までには,お気に入りのプレイヤー武将だけでも育てきっておきたいのだが……
関連トピック記事:

0 件のコメント:

コメントを投稿